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HAG Report

HAGレポート

                   

ひかりアドバイザーグループでは、定期的にニュースレター「HAGレポート」を発行し、関与先様へお届けしています。最新のHAGレポートはこちら

1.季節の歩みは着実に

早いもので10月の声を聞くことになりました。平成18年も第4四半期に入ったわけで、社会の動きもさることながら、季節の歩みはひとときも休むことがないことを実感します。

先週、ロンドンに出張したのですが、ヨーロッパは秋本番を迎えて、日暮れも早くなり、陽が落ちた後の肌寒さに、ちょっと肩をすぼめて歩きました。シティの街角を行く紳士淑女たちが薄手のコートをさりげなく着こなしていたのが印象に残っています。

ロンドンの物価と消費税事情

さて、ロンドンの物価が高いのには驚きます。タクシーの初乗り運賃こそ2ポンド強(約500円)ですから、日本との差は感じませんが、地下鉄の1区間運賃が3ポンド(約700円)というのには、ちょっとビックリです。また、マクドナルドのハンバーガーも3ポンドもします。これらの物価高の一因として付加価値税(消費税)の存在を見過ごせないように思います。何しろ英国の付加価値税率は17.5%という高率ですから、600円の買物をすると約100円の税金込みということになります。もっとも、食材などは免税であったり軽減税率が適用されたりしていますが、マクドのハンバーガーのような加工食品はダメなようです。現地の人に聞きますと、「冷たいものはOKだけど、温かいものには17.5%の課税」だそうですから、なるほどです。

日本でも消費税率の引き上げが議論されるときには、食料品などに対する軽減税率の導入も検討されると思いますが、その時には同じような会話が交わされるのかもしれません。

2.ひかり経営戦略株式会社業務のご案内

ひかり経営戦略株式会社が発足し、おかげさまを持ちまして早8ヶ月が経とうとしております。お客様へのワンストップサービスを目指すひかりアドバイザーグループの一員として、税理士業務から派生する広範囲の業務に従事し日々忙しく活動させていただいております。

最近、皆様に接してお話をさせていただくと「ひかりさんは、そんな仕事もしてはるんやね~」というお声を頂戴します。実は、私たちの業務範囲に対して皆様への説明不足を恥じ入る瞬間なのです。そこで、今回は「ひかり経営戦略株式会社」が提供させていただいているサービスの一端をこの紙面にてご案内させていただきます。是非ご一読下さい。

企業経営診断_中小企業支援パック

私達が行う経営診断とは、現状を把握・分析し、課題を特定するだけでなく、抽出された課題を解決するためのシミュレーションを行い、具体的な解決策をご提案することです。

経営課題解決のための対策案の検討まで入念に行いますので、経営戦略を策定する上で外部のアドバイスも欲しいと思われる経営者の皆さまには最適な支援スキームとなるはずです。具体的には、企業概況分析により企業診断のニーズの把握、当該企業の特性分析や他企業との比較分析を行うことからスタートします。そして経営環境分析を行い経営変革要因を特定して経営資源分析を行った上で、次のステップである経営課題の抽出と解決案の検討に繋げます。当然のことながら、経営課題は個々の企業で異なりますので、診断手法もお客様のニーズに適合した最適な内容で診断させていただきます。

保険代理店業務_保険契約最適化

餅は餅屋にという言葉がありますが、ここには餅屋がプロという前提があります。職業会計人にとって餅は『会計』、『税務』を指しますし、最近のニーズを鑑みますと『アドバイス』の部分も当然のことながら餅の範囲に入ってきます。 このアドバイスやコンサルティングに特化した会社が私たち『ひかり経営戦略』なのです。『ひかり経営戦略』では、事業の一つとして『リスクマネジメント業務』を行っていますが、その理由は次のように説明することができます。

リスクマネジメントとは経済的損失のリスクを把握し、評価を行い、対処することと定義されています。実際に企業のリスクを考えてみましょう。(1)財産に関わる直接損失、(2)人的リスク、(3)賠償責任損失、(4)利益の損失と大まかに4種類に分類できます。この中で補填が効かないのが人的リスクです。特に中小企業の場合、経営者の存在が大きすぎるため、もしものことがあった場合には甚大な影響が生じ、最悪の場合には企業の存続まで脅かしてしまいます。

そこで『ひかり経営戦略』では、それらのリスクを遮断、もしくはそれができなくても最悪の事態を免れる役立つ提案をしたいとの想いから『リスクマネジメント業務』を行っております。今回は身近な具体例として②のリスクである「人的リスク」』のお話をさせていただきます。

中小企業の最大のリスク

それは、経営者の「死」であると考えます。あまり考えたくない話でありますが、①から④のリスクのうち唯一取り返しがつかないのが経営者の死亡といえましょう。

 

では、どのような対策が必要か

これに対抗する手段の一つとして、『生命保険』への契約が必要であると考えます。

ひかり経営戦略の取り組み

法人、個人を問わず、ヒアリングに基づき特定社に偏らず複数社・複数種別の最適な保険商品(契約)の組み合わせを提案します。

なぜ、販売まで行うか

●保険屋さんは保険販売のプロであっても、経営・リスク管理のプロでありません。
●企業の内情を良く理解している会計事務所では、ニーズへの対応のほか、経営のアドバイザーとして気づきの提案ができます。
●経営内容を把握している会計事務所では税務面からの『最適』な保険の提案ができます。
●私たちであれば、継続管理を行うことにより財務面からの『必要保障額の変化』を定期的にお伝えすることができます。
●税金面を含めた出口処理(解約時)ができるのは会計事務所だけです。

今後、経営者の皆様のお悩み相談会を設けさせていただく予定ですが、いつでもグループの担当者に気軽にお声掛けくだされば幸いです。

3.ひかり社会保険労務士法人からのお知らせ

今月は、改正健康保険法の施行や厚生年金保険料率の改定等、日常労務に関する変更がいくつかありますので、ご紹介致します。

改正健康保険法の概要

平成18年6月14日に成立した改正健康保険法において、平成18年10月1日より段階的に給付内容等や被保険者負担が変更になりました。

今回は、平成18年10月施行を中心に主な改正点についてお話したいと思います。

高額療養費の自己負担限度額引き上げ

高額療養費とは、1か月の医療費負担が一定の限度額を超えた場合にその差額を受給できる制度です。今回、1ヶ月当たりの自己負担限度額が変更されています。負担額は年齢と所得により定められていますが、低所得者を除き、全体に引き上げが行われています。

高齢者医療費自己負担割合の引き上げ

現役並みの所得がある70歳以上の高齢者(標準報酬月額28万円以上)の医療費自己負担割合が、従来の2割から3割に引き上げられました。

出産育児一時金の引き上げ

被保険者および被保険者の家族が出産したときに支給される一時金の額が、30万円から
35万円に引き上げられました。

埋葬料の見直し

被保険者が死亡したときに支給される埋葬料は、標準報酬月額相当額(最低保証額10万円)が支給されていましたが、この改正で定額5万円となりました。

今後の改正点

今後、平成19年4月改正では、傷病手当金・出産手当金の給付率引き上げが行われますが、一方で任意継続被保険者に対する同手当金の廃止や標準報酬月額の上下限追加、標準賞与額の上限引き上げといった変更も施行されます。

賞与支給や昇給の際には、会社の社会保険料に大きく影響を与えかねませんので、注意が必要となります。

この詳細については、また別の機会にご説明したいと思います

厚生年金保険料率の改定

平成18年9月分より、厚生年金保険料率が改定されます。

これは、平成16年度の公的年金制度の改正において、平成16年10月分(平成17年以降は毎年9月分)より毎年0.354%ずつ引き上げられ、平成29年9月以降は18.3%に固定されることになったためです。

平成18年9月分(平成18年10月納付分)から平成19年8月分(平成19年9月納付分)までの厚生年金保険の保険料率が、14.642%になります。事業主と被保険者の保険料の負担割合は、それぞれ7.321%です。一般的には社会保険料の控除は翌月に行いますので、今月の給与計算の際には十分にご注意下さい。

以上、社会保険の改正点についてご説明してまいりましたが、健康保険につきましては、さらに細かい変更点もございます。詳細に関しましては、ひかりアドバイザーグループのスタッフにお気軽にご相談下さい。

4.「どうしよう?」にお答えします!Q&Aコーナー

Q. 「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険等の一部を改正する法律案」が国会で改正されましたが具体的にどのような改正がありましたか?

A1. 健康保険料の算定基礎となる標準報酬月額などについて以下の等級が追加されました。


A2. 標準賞与額に関する改正

標準賞与額の上限額(年度における標準賞与額の累計)が、改正前の「540万円」から「573万円」に改正されました。

※施行は平成28年4月1日で、詳細は省令で定めることとされています。

5.チョットお邪魔します。人気のお店訪問

今回ご紹介するお店は、JR草津駅西口から徒歩3分のイタリア食堂「Trattoria DELLAMELA(トラットリアデラ・メーラ)」さんです。

オーナーこだわりの地元産有機野菜をふんだんに使い、有名ホテル出身のシェフが腕を振う料理や専属パティシエによるスイーツはどれも絶品です。9月からは、ランチで大人気の「新鮮な有機野菜の前菜ビュッフェ・バーニャカウダー付」がディナーでも堪能できます。また、併設のBAR「カウンターバー・バルーノ」では80種類以上のお酒と専属のソムリエが優
雅な時間を演出してくれますので、一人でもカップルでも利用でき大変好評です。店内には着席80名、立食160名の独立したホールも併設しているため、パーティや二次会にもご利用いただけます。“Slow Food”にこだわった本格イタリア料理を、ぜひ一度ご賞味下さい。

イタリアン食堂
「Trattoria DELLA MELA(トラットリアデラ・メーラ)」
〒525‒0037 滋賀県草津市西大路町9‒18
TEL:077-563-7901
◆JR琵琶湖線「草津」駅徒歩3分
◆営業時間:11:00~翌1:00(L.O.24:30)◆定休日:年中無休
◆URL:http://www.trattoria-dm.com/index.html

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