- 2020.05.11 | 就活コラム
- コンサル就職前に知るべきこと総まとめ~種類・キャリア・面接対策・事例・転職先など~
コンサルタントに興味がある、コンサルタントになりたい、という人は年々増加中です。
志望者が多いと必然的にライバルが増えるので、より多くの情報や知識を持っている方が有利になります。
しかし、インターネット上には情報があふれていて、有益な情報を得るのは一苦労です。
そこで今回は、コンサル就職前に知るべきことをまとめて紹介します。
コンサル志望のライバルに差を付けられる情報をこの記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
CONTENTS
目次
1.専門的なコンサルタントの種類
業界動向SEARCH.comによると、コンサルティング業界は2011年から順調に成長しています。(参照元URL:https://gyokai-search.com/3-keiei.html)
その理由は景気回復への期待やグローバル化、急速なIT化など様々です。
コンサルティング業界は時代と共に変化してきた背景があり、多様化するニーズに強い業界ともいえます。
よって、コンサルに今後必要とされるスキルは「時代に合わせられる適応力」と「専門性に特化した知識やスキル」と言えるでしょう。
専門性に特化したコンサルとして挙げられるのは主に以下の5種類です。
■税務コンサルタント
・経営的視点と税務に関する専門的な視点を踏まえたコンサルティングを行う
⇒関連記事『税務コンサルタント業務習得!税理士として仕事の幅を拡大させる』
■経営コンサルタント
・企業の経営状態を診断し、課題解決による経営体質の強化や今後の方針についてのコンサルティングを行う
⇒関連記事『【経営コンサルタントのすべて】基礎~なり方・実録インタビューも紹介!』
■資産税コンサルタント
・相続税対策や遺産整理業務、事業継承や組織再編、M&Aのサポート等のコンサルティングを行う
⇒関連記事『資産税コンサルタントで活躍するには?特化型事務所と税理士法人を比較』
■戦略コンサルタント
・企業の課題解決の為、会社機能(中長期の戦略や新規事業の立案、マーケティング戦略、M&A、人事等)のあらゆる面からコンサルティングを行う
⇒関連記事『【戦略コンサルタント】転職前に知るべき仕事内容や経営コンサルとの違い』
■ITコンサルタント
・IT技術を活用し、顧客の経営課題改善や業務効率化、業績アップにつなげるコンサルティングを行う
⇒関連記事『ITコンサルタントとは?仕事内容・役割・スキル・資格など【まとめ】』
近年のコンサルの特徴としては、特化型コンサルティングファームの誕生や専門的に細分化されたサービスの提供など、複雑化する顧客ニーズを細やかに対応する動きがみられます。
つまり、強みを活かしたより専門的なコンサルの需要が拡大しているのです。
尚、コンサル業界の現状や今後についての詳細は『コンサルティング業界の市場規模と今後の拡大予測について』で紹介しています。ぜひ合わせて参考にしてみてください。
2.コンサル就職前に知っておくべき情報
コンサル就職前に知るべき情報として、
・選考事情
・必要なスキル
・キャリアパス
などがあります。
選考事情として知っておくべきなのは、特徴的な面接である「ケース面接」です。
コンサルの選考には、ケース面接が用いられることが多々あります。
ケース面接とは、応募者の思考プロセスや戦略的アプローチ、説得力のある解決策を提示するスキルを評価するために行われる面接官とのやりとりです。
制限時間が設けられ、時間内に与えられた課題に対する解決策を提案することが求められます。
正解や不正解はありませんが、結果が合否に大きな影響を与えるので対策が必要です。
例えば対策としては、以下のことに注意しましょう。
・課題内容や目的、目標の確認とメモの活用
・全体像を確認する
・論理的思考と数字の提示や独創性
・面接官とのコミュニケーション
⇒詳細な対策については『ケース面接突破の2つのポイント~失敗例と対策方法~』で解説しています。
また、コンサルに必要なスキルとして挙げられるのが、以下の2つのスキルです。
・論理的思考スキル
・ヒアリングスキル
課題抽出と解決策提案のため、上記2つのスキルと各コンサルに必要な専門知識が求められます。
⇒関連記事『コンサルタントに必要なスキルとは?-求められる基礎能力と専門知識-』
尚、コンサル就職後に活躍するためにベースとなるのがキャリアパスです。
就職先企業でどんなコンサルタントとして活躍したいのか軸を定め、キャリアパスに応じた資格取得や経験の積み重ねが必要となります。
以下はコンサルタントとして付加価値をあげる資格です。
■戦略系の資格
・MBA
・中小企業診断士
■財務系の資格
・税理士
・公認会計士
・FP(フィナンシャルプランナー)
■労務系の資格
・社会保険労務士
⇒関連記事『コンサルタントとして付加価値をあげよう~強みになる資格6選~』
キャリアパスの参考になるのが、先人のキャリアパスや成功事例です。
就職後の活躍のイメージがしやすく、目標や自分に必要なスキルの参考になります。
特に、志望企業の成功事例は企業を知るためにも確認しておくべきです。
先人のキャリアパスは『コンサルタントのキャリアパス~有名なコンサル出身者の活躍例あり~』で、成功事例は『コンサルティング成功事例~経営改善計画の具体的な取り組み~』で紹介していますので、ぜひ参考にして就職後のイメージをしてみてください。
尚、ひかり税理士法人の成功事例もこちら(https://www.hikari-tax.com/cases)で紹介しています。
戦略コンサルティングや資産税コンサルティングなど、各種コンサルの事例がありますので、参考になるはずです。
3.コンサルタントの就職・転職先
コンサルタントの就職先、転職先として真っ先に思い浮かべるのはコンサルティングファームでしょう。
しかし、コンサルティングファームだけがコンサルタントの道ではありません。
コンサルタントの就職・転職先としては以下が挙げられます。
■コンサルティングファーム
・中小規模~大手、外資系等さまざま
■税理士法人(事務所)・会計法人(事務所)
・個人事務所からBIG4税理士法人、特化型事務所等
・税務や会計の知識を活かした専門性のあるコンサルティング
■金融系企業
・プライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド)や投資銀行等
■一般事業会社
・経営層のアドバイザーとしての戦略コンサルタント、IT系企業でITコンサルタント等
・外資系企業、ベンチャー企業等
尚、コンサルティングファーム以外の就職先について『税理士事務所でコンサル?コンサルティングファーム以外の選択肢とは』でも詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
4.まとめ
今回はコンサル就職前に知るべきことをまとめて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
コンサルティング業界の業界規模は年々拡大中であり、これからも大きく成長すると考えられます。
また、今後は専門分野に特化し、時代に合わせた適応力があるコンサルタントが必要とされるでしょう。
専門的なコンサルタントの主な種類は以下の5種類です。
・税務コンサルタント
・経営コンサルタント
・資産税コンサルタント
・戦略コンサルタント
・ITコンサルタント
また、コンサル就職前に知っておくべき情報として以下を紹介しました。
・ケース面接と対策のポイント
・コンサルタントに必要なスキル
・コンサルタントのキャリアパス
尚、コンサルタントの就職・転職先としては、以下が挙げられます。
・コンサルティングファーム
・税理士法人
・会計法人
・一般事業会社
ひかり税理士法人では、たくさんのコンサルタントが活躍しています。
コンサルタント経験の有無は関係ありません。それぞれ自分の得意分野を活かして日々勉強することで、専門性に特化したプロフェッショナルのコンサルタントとして成長できる環境です。
「法人税務コンサルティング」「資産税コンサルティング」「経営コンサルティング」といった専門特化サービスも提供しており、将来的なキャリアプランに応じた多様な業務に携わることができます。
コンサルタントとして活躍したい方はぜひ、ひかり税理士法人を候補に入れてみてください。お客様の戦略的パートナーとして、あなたの実力を発揮できます。