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2026.01.12|CEOコラム

新年にあたり20年に思いを馳せる ~CEOコラム[もっと光を]vol.310

 今年、ひかりアドバイザーグループは結成20周年の節目を迎えます。20年という時間は、単なる年数の積み重ねではありません。制度改正の波、景気の動向、顧客ニーズの変化といった様々な外部環境の揺れの中で、「自分たちは何を求められているのか」を問い続けてきた、その結果の集積と言っても過言ではありません。新しい年の始まりにあたり、改めてこの20年という時間に思いを馳せてみたいと考えます。

 

 結成当初は、専門知識を提供すること自体に明確な価値がありました。しかし、時代が進むにつれ、知識は前提条件となり、専門家に求められる役割は大きく変わってきました。正解を示す存在から、意思決定に伴走する存在へ。その変化の中で、一貫して「現場に寄り添う」姿勢を大切にしてきました。制度を説明するだけでなく、それが顧客の将来にどう影響するのかを共に考える。その積み重ねが、今日までの信頼関係につながっているのだと感じています。

 

 もっとも、これまでと同じやり方を続ければよい時代ではありません。2026年を迎えて、顧客が直面する課題はさらに複雑化しています。デジタル化、事業承継、人材不足、ガバナンス強化など、テーマは横断的で、単一分野の助言だけでは十分とは言えません。専門家には、部分最適ではなく全体像を描く視点が求められています。個々の専門性を磨くだけでなく、それらをどう束ね、価値として届けていくのか。これは、次の10年に向けて強く意識しておかなければならない課題でもあります。

 

 20周年は、過去を振り返るための節目であると同時に、進む方向を定め直す起点でもあります。これから目指すべきは、「相談すれば物事が整理される存在」であり続けることです。すべての答えを用意するのではなく、考える軸を示し、選択を支える。その役割は、環境が変わるほど重要性を増していきます。新しい年の始まりに、20年間に培ってきた信頼と現場感覚を土台として、次の10年へ向けた歩みをしっかりと進めていきたいと考えています。

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