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スタッフコラム
加熱式たばこが増税へ |平成30年度税制改正大綱
「副流煙が出ず、臭いもつかない」
国内では、喫煙家の間で、アイコスやブルームテック、グローなどの「加熱式たばこ」が急速に普及しています。
一方、税制面においては、従来の「紙巻きたばこ」が、1箱20本で税率約63%であるのに対し、「加熱式たばこ」はアイコス(税率:約49%)やブルームテック(税率:約15%)、グロー(税率:約36%)と、税率が低かったこともあり、大きな税率格差が存在していました。
そこで、平成30年度税制改正において、「加熱式たばこ」は、平成30年10月1日から5年にかけて段階的に税率が引き上げられることとなりました。
具体的には、「加熱式たばこ」は、現行「パイプたばこ」に分類されておりましたが、今回の改正で、喫煙用の製造たばことして、「加熱式たばこ」の区分が新たに新設されることになりました。
また、換算方法の見直しも行われ、現行は葉たばこ1グラムにつき紙巻きたばこの1本と換算して、税率を算出しておりましたが、今回の改正では、葉たばこと加熱により蒸気となるグリセリンの重さを指標としながら、これに製品価格を勘案して課税額を算出することとなりました。
これにより、「紙巻きたばこ」の税率の7~9割にまで増税となる見通しとなっています。
加えて、紙巻きたばこも4年間かけて1本あたり3円の引き上げが行われます。
喫煙家の方にとっては、頭が痛い改正かもしれません。
国内では、喫煙家の間で、アイコスやブルームテック、グローなどの「加熱式たばこ」が急速に普及しています。
一方、税制面においては、従来の「紙巻きたばこ」が、1箱20本で税率約63%であるのに対し、「加熱式たばこ」はアイコス(税率:約49%)やブルームテック(税率:約15%)、グロー(税率:約36%)と、税率が低かったこともあり、大きな税率格差が存在していました。
そこで、平成30年度税制改正において、「加熱式たばこ」は、平成30年10月1日から5年にかけて段階的に税率が引き上げられることとなりました。
具体的には、「加熱式たばこ」は、現行「パイプたばこ」に分類されておりましたが、今回の改正で、喫煙用の製造たばことして、「加熱式たばこ」の区分が新たに新設されることになりました。
また、換算方法の見直しも行われ、現行は葉たばこ1グラムにつき紙巻きたばこの1本と換算して、税率を算出しておりましたが、今回の改正では、葉たばこと加熱により蒸気となるグリセリンの重さを指標としながら、これに製品価格を勘案して課税額を算出することとなりました。
これにより、「紙巻きたばこ」の税率の7~9割にまで増税となる見通しとなっています。
加えて、紙巻きたばこも4年間かけて1本あたり3円の引き上げが行われます。
喫煙家の方にとっては、頭が痛い改正かもしれません。
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