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スタッフコラム

京都事務所
2018.10.17|経営

クラウド会計を利用すると本当に業務の効率化を図ることができるのか。

クラウド会計ソフトの広告で、「経理の業務時間を大幅に削減!」というキャッチフレーズをよく耳にします。
はたして本当に、クラウド会計を導入することにより業務の効率化を図ることができるのでしょうか。
今回は、クラウド会計の利用で業務の効率化を図るポイントを以下にまとめました。

1.銀行やクレジットカードの自動取込

インターネットバンキングやクレジットカード、ネット通販の購買履歴などを連携すると、日付や金額、取引先などの利用明細を自動で取得し、データから人口知能(AI)を使って勘定科目などを推測します。

 

簿記の知識がそれほど必要がなく、手入力によるミスを防ぎ、経理作業にかかる時間を大幅に削減することができます。

2.領収書や請求書もスマホ・スキャナで記帳完了

領収書や請求書をスキャナでデータ化し、取り込むことができます。電子帳簿保存法※の改定により、一定の要件を満たしてスキャナ保存をしたレシートや請求書の原本を廃棄することができます。

 

書類の保管場所の心配やファイリングする手間も必要ありません。

 

※電子帳簿保存を利用するためには、あらかじめ所轄税務署への申請手続きが必要です。

3.各種レポート機能

クラウド会計ソフトは、収益レポートや資金繰りレポートなどのレポート機能も充実しており、今までCSVなどをダウンロードして作成していたような資料も自動で生成されます。

 

各種レポートの資料作成時間も短縮できます。

4.場所、時間を選ばず、複数人で同時に作業できる

従来のパッケージソフトとは違い、インストール不要でスマートフォン・タブレットなどどのようなデバイスでも操作ができ、時間や場所を問わず利用可能なため、インターネットさえ繋がれば、全国各地の営業所や海外の出張先でもアクセスすることが可能です。

 

また、複数人で同時に作業できるため、効率的な会計処理が可能です。

5.まとめ

今回は、どのようにして業務の効率化を図るのか、クラウド会計ソフトの機能と併せてご紹介しました。

 

昨今、人手不足により、事務員を雇えない場合や、せっかく雇用したのにすぐ辞めるといったことに悩まれている社長も多いのではないでしょうか。クラウド会計を導入し、今回紹介した機能を利用すれば、経理業務の効率化を図ることができ、削減した時間を本業に費やす事や、急な事務員の退職による引継ぎ時間の短縮、タイムリーな経営状況の把握に繋がると考えています。

 

クラウド会計の導入にご興味があればぜひ「ひかり税理士法人」までご連絡下さい。

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