ひかり税理士法人


Recruit Site

Loading

2019.12.02 | 就活コラム
【経営戦略の基礎】必要性・種類・立案方法など
2019.12.02 | 就活コラム
【経営戦略の基礎】必要性・種類・立案方法など
【経営戦略の基礎】必要性・種類・立案方法などの写真

経営戦略は、企業運営や経営企画、コンサルティングに注力するのであれば「必ずおさえておくべき事項」といえます。
経営戦略があるからこそ、企業は自社の強みを活かし、経営資源を適切に運用することができるのです。
この記事では、経営戦略の必要性・種類・立案方法などを詳しく解説しています。ぜひ一読してみてください。

CONTENTS

目次

1.経営戦略の必要性

<経営戦略とは>
経営戦略とは、企業が「目的」を達成するために定めた、目標立案から運用までの戦略を練ることです。
企業は、内外の環境や政治、経済などの幅広い要素を織り込んだ経営戦略によって、持続的に成長し勝ち残っていくことができます。

<経営戦略は必要なのか>
冒頭でもお伝えしたように、経営戦略は、企業を経営するために「必要不可欠」です。

なぜなら経営戦略を立てると、
・自社が持つ強みの把握と活用
・経営資源(ヒト・モノ・カネ)の準備と運用
を、適切に行うことができるからです。

■自社が持つ強みの把握と活用
企業が生き残るためには、自社が持つ強みを把握し、活用できる経営戦略を立てることが重要です。
特定の会社でしか取り扱うことのできない独占分野・独占事業というものは、ほぼ存在しません。
どの業界業種にも、必ず競合がいると言えます。
「2017年の中小企業白書の企業・創業の情報(P109 起業後の企業生存率 コラム2-1-2②図)」では、起業5年間に廃業している日本企業は18.3%だと示しています。
テクノロジーの発展で新興企業や異業種からの参入も相次ぎ、自らが占有する市場シェアを脅かされることは珍しくありません。
市場の変化に対応する経営戦略がなければ、競合との差別化が図れずに淘汰されていくこともあります。
競合と差別化を図るためにも、自社の強みを把握・活用できる経営戦略が必要と言えるでしょう。

※「2017年の中小企業白書の企業・創業の情報」引用元:https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H29/PDF/chusho/04Hakusyo_part2_chap1_web.pdf


■経営資源(ヒト・モノ・カネ)の準備と運用
企業が持続的に成長するためには、「経営資源」における課題を正しく解決しなければいけません。
何の計画もないままやみくもに企業運営しても、目標達成に必要なヒト・モノ・カネの準備や運用をすることは難しいです。
「2017年の中小企業白書の企業・創業の情報(P172 成長タイプ別に見た、各成長段階で直面している課題 第2-1-51「図」)」では、「創業期」「成長初期」「安定・拡大期」に関わらず、
・資金調達
・質の高い人材の確保
・企業の成長に応じた組織体制の見直し
が課題だと考えています。
どの成長段階にいる企業であれ、経営資源(ヒト・モノ・カネ)を準備・運用していくためにも、経営戦略を立てる必要があると言えるでしょう。

経営戦略の必要性の写真

2.経営戦略の種類

経営戦略には「全社戦略」「事業戦略」「機能戦略」の3種類があります。
この3つをかけ合わせて経営戦略を策定し、企業は円滑な運営を図ることになります。
下記にそれぞれについて解説していますので参考にしてください。

【全社戦略】
全社の経営方針を定めていくのが「全社戦略」です。
運営している事業ごとに企業の経営資源をどう分配するかを決めますので、経営戦略を立てる上で最初に必要となる戦略といえます。
全社戦略を設定することで、
・力をいれるべき事業を見定め、重点的に予算・人材をあてること
・企業の成長を見通すこと
が可能となります。

【事業戦略】
全社戦略を踏まえて配分された経営資源に基づき、事業ごとにより詳しい施策や計画を立てることが「事業戦略」です。

【機能別戦略】
「機能別戦略」とは、営業、マーケティング、生産、財務、人事などの機能ごとに立てることです。
部署ごとに事業を円滑に推進することを目的としています。

このように、「全社戦略」で企業の全体像を作り、「事業戦略」「機能別戦略」と一貫性を持ったまま階層を下ろしていきます。
そうして、日々の具体的な行動へと落とし込み、社員全員で目標達成へとつなげていくのです。

経営戦略の種類の写真

3.経営戦略の立案方法

経営戦略を立案するためには3つのステップが必要です。

<ステップ①環境の把握>
環境には
■内部環境(資金・人材・資源など)
■外部環境(業界や政治、競合の状況など)
があります。
これらを分析することで企業内外における現状を把握します。

<ステップ②分析>
企業の現状を把握したら、そこから強み・弱み・脅威を抽出する段階に移行します。
そのための分析方法として、一般的なものを以下にピックアップしました。

【SWOT分析】
「強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)」の頭文字から命名されたフレームワーク。

【3C4P分析】
3Cは「顧客(Customer)、自社(Company)、競合(Competitor)」、4Pは「商品・サービス(Product)、価格(Price)、立地・流通・販路(Place)、販促・広告(Promotion)」の頭文字から命名されたフレームワーク。

【ポジショニングマップ策定】
自社製品・サービスの競争優位性がある独自のポジショニングを導き出す作業を効果的に行う手法。

【ファイブフォース分析】
特定の業界の特徴や収益構造を分析し、事業戦略を練るためのフレームワーク。

これらの手法を用いて、企業の優位性や自社をとりまく環境を分析し、具体的な戦略の立案へとつなげます。

<ステップ③戦略の立案>
内外の環境把握と分析が完了すると、企業の優位性が見えてきます。
その優位性を活用するためには、経営目標の設定として「戦略立案」を行います。
戦略立案の大まかな流れは下記の通りです。

1.経営目標を数値目標・事業目標などの大枠から定める
2.目標達成までの道筋を決め、設けた期限通りに行動へ移す

持続的に企業を運営するためには、長期と短期に分けた目標戦略を決めることが必要です。
目の前だけでなく、将来を見据えた経営目標のシナリオを作ることで、企業の優位性を活用した運営が可能となります。

経営戦略の立案方法の写真

4.まとめ

いかがだったでしょうか?

経営戦略は
・自社が持つ強みの把握と活用
・経営資源(ヒト・モノ・カネ)の準備と運用
をするためには、必要不可欠な要素です。

経営戦略が必要となるのは大手企業だけではありません。
零細や中小規模だったとしても、企業が存続できるかどうかは経営戦略で決まります。
将来、経営企画やコンサルティングの仕事に興味があるのであれば、経営戦略をしっかりと学んでいきましょう。

※経営戦略の関連記事として『【経営戦略・企画の仕事】就職に必要な資格スキル・キャリアパスについて』も発信しています。ぜひご参考にしてみてください。

ひかり税理士法人では、経営戦略を立案し、クライアントの経営支援を積極的に行っています。
高品質な支援サービスを提供するために、外部研修やオンライン動画研修、ひかり塾など、未経験の方でもコンサルタントに必要な知識やノウハウを習得できる7つのオリジナル制度
も整っています。
経営戦略立案をはじめ、コンサルティングに挑戦したいのであれば、ぜひ検討してみてください。

まとめの写真