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2022.08.24 | 就活コラム
Big4税理士法人の転職状況は?中堅税理士法人との比較あり
2022.08.24 | 就活コラム
Big4税理士法人の転職状況は?中堅税理士法人との比較あり
Big4税理士法人の転職状況は?中堅税理士法人との比較ありの写真

転職を考えたとき、最大手のBig4税理士法人か一般の会計事務所か、どちらが自分に合うか気になりますよね。
規模に違いがあることは知っていても、具体的な業務内容や転職するために必要な条件にどういった違いがあるのでしょうか。
この記事では、転職でキャリアアップの図りやすい最大手Big4税理士法人と中堅税理士法人を比較し、徹底検証していきたいと思います。

CONTENTS

目次

1.Big4税理士法人の業務内容と特徴

Big4税理士法人と中堅税理士法人を比較するにあたって、まずはBig4税理士法人の業務内容と特徴をみていきましょう。

<Big4税理士法人>

■業務内容
・国際税務(タックスヘイブン税制、移転価格税制)
 国内と国外における税制の違いを把握したうえで連結ベースの税引き後利益を引き上げるための税務です。

・税務コンサルティング
 M&A、組織再編、企業再生、事業承継等の税務アドバイスを行います。

・税務代理(各種税務申告書作成、税務訴訟支援サポート、税務アドバイス)
 複雑化する税法に悩む企業の代わりに税務を代行したり、税務相談を受け付けています。

■仕事の特徴
・専門性の高い税務を経験
 中小規模の事務所では扱うことの少ない国際税務や連結納税といった高度な業務を経験することができます。
 また、業務が多岐にわたることから部門を細分化させているので、特定の分野に特化して専門性を高めることも可能です。

・クライアントごとにチームを編成
 分業スタイルが主流なのでクライアントやプロジェクトごとにチームが編成され、各自のポジションを明確にして業務を行います。
 高度な税務に専念できる分、業務の幅が限られる傾向があります。

・中小企業を対象とした税務は経験できない
 自社で経理や税務を行える取引先が多いことから、決算業務や記帳代行といった、一般の会計事務所が行う税務は基本的に経験できません。
 経営者との直接的なやりとりも比較的少ないため、独立を考える人にとっては必要な経験が希望通り積めない場合もあります。

Big4税理士法人の業務内容と特徴の写真

2.中堅税理士法人の業務内容と特徴

続いては、中堅税理士法人の業務内容と特徴をみてみましょう。

<中堅税理士法人>
■業務内容
・税務代理(各種税務申告書作成、記帳代行)
個人、法人を問わず、税務処理の代理業務を行います。
確定申告の代行処理や、企業の年末調整業務代行、個人の相続にまつわる手続きなどトータル的にサポートします。

・税務コンサルティング
企業再生、事業承継等、企業として再出発する手助けを行います。

・税務調査立ち会い業務
税務署による実地調査の対応を企業に代わって行います。


■仕事の特徴
・税務、会計において幅広い業務を経験
 個人から数百人の社員を持つ中小企業まで担当することから、多種な仕事に携わることができます。
 社長や経営者と直接やりとりすることも多く、経営視点や知識を吸収できる機会に恵まれ、独立するための経験を蓄積することも可能です。

・様々な業種のクライアントを担当
 税理士資格保有者、科目合格者を多く抱える中堅税理士法人では、小規模事務所よりも多く、Big4税理士法人よりも多様な業種をクライアントとして担当します。
 規模によってはチーム編成もありますが、個人でクライアントを担当することも多く、あらゆる業界に応用できる実戦経験を積むことができます。

・個人の裁量が大きく影響する
 自ら考え行動することが求められ、個々人の判断が直接クライアント企業の業績を左右することも少なくありません。
 責任ある仕事を任せられる分、当事者意識を持って真摯に取り組み、やりがいを見出せる環境と言えます。
 一方、Big4税理士法人や大規模事務所のような、マニュアル重視で与えられた業務だけを着々と行える環境はあまり望めないでしょう。

中堅税理士法人の業務内容と特徴の写真

3.業務特徴を踏まえ、転職に有利な人材の傾向を比較

それぞれの特徴を踏まえてどのような人が転職に有利といえるのか、3つの項目で比較してみました。

<Big4税理士法人>
①経験・資格
・中堅税理士法人での一通りの税務経験
・法人税務の税理士科目合格
・TOEIC700点以上(もしくはそれ同等の英語力)

②年齢
完全成果型の評価傾向が強いため、数年以上の実務経験がある30代前半が採用されやすくなっています。
企業コンサルティングのように経験が求められる職種では、実力があれば40代以上の人材も採用されます。

③求められる人物像
・海外事情、国際情勢に敏感で、グローバルに活躍する意欲のある人
・部門細分化によって、希望以外の部署でも状況に応じて臨機応変に業務を全うできる人


<中堅税理士法人>
①経験・資格
・税理士科目一科目以上合格
・企業での実務経験

②年齢
若年層の教育に熱心な会計事務所が多いことから20代~30代が主に採用されやすい年齢です。
税理士資格やBig4税理士法人の特殊業務経験などがある場合は、年齢に関係なく採用されることも多いです。

③求められる人物像
・経営パートナーとして、社長と対等な立場で企業発展に貢献したい人
・向上心と挑戦意欲があり、将来独立も視野に入れている人

業務特徴を踏まえ、転職に有利な人材の傾向を比較の写真

4.まとめ

この記事では、Big4税理士法人と中堅税理士法人について比較してきました。
業務や求められる人物像など、自身の理想とするキャリアに合った転職をしてほしいと思います。

また、高度な税務を習得しながら幅広く活躍されたい方は、実践的な研修制度を取り入れている税理士法人がおすすめです。
例えばひかり税理士法人では、医療介護や相続税、組織再編といった専門性の高い分野に精通したスタッフ育成に力をいれています。
外部研修や実務に役立つエッセンスを凝縮したオンライン動画研修など、積極的な支援に取り組んでいます。
このような税理士法人ではキャリアプランに応じて成長することが可能ですので、転職の選択肢の一つに考えてみてはいかがでしょうか。

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